まったくもう、最初のほうは『犬神家の一族』の、セリフまでパクッてるし、相も変わらず外国人名は変だし。
ホイットニーは、Hで始まりません(笑)。
Wで始まります。
その名前の綴りは、それしかありません。
Davidは、デイビッ「ト」ではありません。「ド」です。
Ingridは、イングリッ「ト」ではありません。「ド」です。
ドイツ表記であれば別ですが、これはイギリス人ですからね。
それに、わざわざYvonneを「イ『ヴォ』ンヌ」と表記しているのに、「デイ『ビ』ット」ですからね、もう、笑うしかない。
いくらなんでも、もう少し調べてから書くべきですよ、著者さん。
この人は、他の著作を読んでも判るように、外国の物語を書くだけのセンスと素養がないのだと思う。
特に人名は、他の作者のものをそのまま頂いているケースが非常に多い。
ストーリーは、大変好みで、中々どうして素敵なんですけどね。
そういうことが気になって気になって、どうもどっぷり浸かれないんです。
内容は嫌いじゃないです、こういうの。
だから、★4にしました。
いまどき、こういう野暮ったい「探偵小説」を書いてくれる人は少ないから。
でも、もう少し、外国人名を勉強してね。
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風果つる館の殺人 (カッパ・ノベルス) 新書 – 2006/8/22
加賀美 雅之
(著)
- 本の長さ614ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2006/8/22
- ISBN-104334076386
- ISBN-13978-4334076382
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2006/8/22)
- 発売日 : 2006/8/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 614ページ
- ISBN-10 : 4334076386
- ISBN-13 : 978-4334076382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,439,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2011年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだ欧米のミステリーで、よく見かける内容でした。
小説としては、面白いのですが、昔の欧米ミステリーとよく似た内容の為、新鮮さは、感じられませんでした。(特に、殺人者との人間関係が、よくあるパターン)
作者は、この本を出版した後、1冊しか本を出版していないはずですので、ものすごく寡作の作家さんです。
小説としては、面白いのですが、昔の欧米ミステリーとよく似た内容の為、新鮮さは、感じられませんでした。(特に、殺人者との人間関係が、よくあるパターン)
作者は、この本を出版した後、1冊しか本を出版していないはずですので、ものすごく寡作の作家さんです。
2007年12月12日に日本でレビュー済み
シリーズ3作目。ややパワーダウンしてる感もありますが、読むうちに古き良き本格世界に引き込まれてしまう描写力はさすがの一言。癖のある登場人物、古城、そして謎に満ちた連続事件…重量感のある本格性は相変わらず健在!今回も不可解な密室、連続殺人がありますが、これまでのシリーズと違い、ホワイダニット、フーダニットの要素が強いでしょうか。 ファンなら必読です!